LastUpDate:20111203: Au revoir.



この日でいったんお別れです
「 りぼん の はながら 」

わたくしたちは、りぼんのおはな
わたくしたちは、りぼんのはながら

2011年12月3日土曜日
朝から大変な大雨、世の中の女の子たち、全てが、泣いていました。
於:新宿プーク人形劇場

ご来場下すった全ての女の子と紳士、
そして遠くで見守って下すった皆さま、
今まで本当に、ありがとうございました。
いつかまた、どこかで。
さようなら!

チルチル座





チルチル座は女の子が散っていく、そのひと時。

20070429「さいごのよる」
20歳の記念にと、もう何もすべきことはないと思い、
最初で最後の学芸会をしました。
この世にこのような幸福があるものか!

20080203「冬のおわりおもちゃ箱」
こまどりたちとの出会い、プーク人形劇場との出会い
学芸会をする一座として、改めて旗揚げ公演
!演目は勿論大成功、とっても愛らしくて幸福な時間!
だけれど一度きりのさいごのよるとは違い、皆でチルチル座をやる、
これがどれほど大変なことかわたしにはまだ、わかりませんでした。

プーク人形劇場の入り口にこのような言葉があります
創立者の川尻東次氏の言葉です

「たとえ、ひとりになっても私は歩みををやめない。
新しい仲間は必ず集まってくる。
プークがやろうとするのはそのような人形劇の仕事だ!」

この言葉に、何年も、何年もわたしは救われた様な気持ちがあります。
女の子が絶えず裏方も入れて10人程度、更にまわりには大人。

チルチル座を皆がまたやりたい!と言い出した時
どの様にチルチル座を動かしていくか沢山考えました。
自分には一生従事する仕事がある、チルチル座を生活の主軸にはしたくない。

若い、わたし以外の女の子はどうなのだろう?

わたしは、大人数の女の子たちの一年間の沢山の時間を犠牲にしてまで
得るものはなにか、そして与えられるものはなにか、考えました。
かわいいものを愛する女の子たちが
日々の勉学や就労、すべきことのあとお休みの日に豊かになる為のことがしたい!
かわいいものを愛することを、就労したからといってやめなければいけない訳ではない
そのことを、全ての女の子に知ってほしい、傲慢にもそう思いました。
かわいいものを愛するこころ、それらをもてあまさぬよう、眼の前に道を、ひきたかった。
チルチル座の練習にいけばかわいいがたくさん、チルチル座の学芸会にいけばかわいいが沢山
生活がより豊かになる、そのような一座を作りたかった。


わたしは絶対に闇雲に兎に角がむしゃらに頑張って得る楽しい時間を、
進学や就職の逃避にしたくはなかった。それらの分岐点を無視してまですることではない。
他にやりたいことがあるのならばそれをすべきだし、
進学や就職の時期であればそちらをすべき。
この考え方や、好き嫌いではなくチルチル座をまとめていく為に
叱らなければならないこと、決めていかなければならないこと
なんだかんだいいつつ自分にも悪いところがたくさんあるけれど
ひとを叱らなければならないときのこと、気持ち、
あまりに自分の頭の中で処理するには物事が大きくなりすぎて
チルチル座を続けていくこと、そのために誰かが嫌な思いをすること
そうして、わたしがあまりにも悲しい気持ちになること
度々、チルチル座をやることによりわたしが、まわりのひとが幸福になる、という
はじめの気持ちを忘れていってしまいました。
たくさんの女の子たちを傷つけてしまった、と、今ならもっとうまく言えるのにな、と
思うことが沢山あります、あまりにも肩肘をはりすぎたのです。
伝わらないかもしれないけれど、本当に皆を大切に思っていたし
皆のおかげでわたしはとても成長できました。ありがとう。

途中何度も、わたしの生活がより豊かになるために、
チルチル座に関わった全ての人やお客様がより豊かになるために
チルチル座をやっていることがわからなくなりました。
皆でやる、その意味がわからなくて、傷つけたり傷ついたりしました。
だけれど、りぼんのはながらの舞台でさいごに挨拶をしているときにわかったのです。
うまくいえないけれど、舞台がうまくいったのだから
きっと、皆は昔からわかっていたのだと思いました。
わたしだけがわからずやだったのですね。
皆がいて、わたしがいて、そしてプークがあって沢山のひとの協力があって
「りぼんのはながら」は成功したのですね。
未だに終わった実感は、ありません。だけれどお礼をいわずにはいられないのです。
皆さま本当にありがとうございます。

この五年間本当にたくさんのことがありました。
わたしは五回もチルチル座の皆にお誕生日を祝ってもらったのですね。
チルチル座はたくさんひとがいますから本当に毎月毎月がお誕生会。
お誕生日をお祝いするうれしさや、愛らしいものを共感する気持ち、
歌に踊り、朗読、人形劇、リコーダー、楽器、手芸
会場づくりに喫茶店巡り、予約リストやひとの手配
お客様への贈り物をつくる気持ち、台本を作ること
チルチル座の行う全ての作業、なにもかもに関わっているのだから
当然ですけれど、本当にはじめてのことがたくさん。
この五年間を振り返るなんて何日あっても足りません。
本当にありがとうございました。
本当にこのような幸福を、皆さまから頂いたこと
お礼をいくらいっても足りません。


少女の為の淑女の学び舎

わたしにとって、本当にチルチル座は学び舎でした。
皆さまにとってもそうであったならば幸いです。

少々湿っぽくなりましたが
2012年はチルチル座の思い出を整理して昔の写真や演目リスト、台本など
ゆくゆくはチルチル座の展示を思案中であります。
女の子にそっと寄り添う、そのような雑誌、空間を作りたい!
月刊花柄はもう二度と月刊で作ることはないと思いますが季刊など形をかえて
雑誌づくりに淑女舎は励みたいと思っております。

チルチル座としての舞台など表立った活動はなくなります。
しばらくの間、HP上でのチルチル座の思い出の整理にお付き合いください。
それでは、いつかの展示の折にお会いしましょう。

*20111203*
チルチル座
三津井ちるこ










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